仕事術

仕事術

トヨタ流の仕事術である”紙一枚”の「思想」のところが学べるビジネス本 — 浅田すぐる「トヨタで学んだ「紙1枚」にまとめる技術」(サンマーク出版)

ひと頃、仕事術は「猫も杓子もトヨタ、トヨタ」の時があって、それは、「猫も杓子もアップル、アップル」「猫も杓子もGoogle、Google」「猫も杓子もサムスン、サムスン」と同じ「流行り廃りもの」であるのだが、少なくとも、このA3ないしはA4...
仕事術

「努力」はアメリカ・日本共通の処世訓 — アンジェラ・ダックワース「GRIT やり抜く力ー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」(ダイヤモンド社)

きらびやかな才能の磨き方や、パンチのあるプレゼンの力の伸ばし方など、キラキラ光るビジネスの能力の鍛え方をコーチするビジネス本は多いのだが、今回、本書で注目し推奨するのjは「古くて良き」能力である。 構成は PART1 「やり抜く力」とは何か...
仕事術

「最速」「Google」という言葉に弱いビジネスマンに捧げるビジネス書 — ジェイク・ナップ「SPRINTー最速仕事術 あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」(ダイヤモンド社)

「最速」という言葉は、常日頃、タスクに追われているビジネスマンには、一種の「キラー・フレーズ」で、この言葉がチラとでも見えると、思わず手に取ってしまうのは、一人二人ではあるまい。 本書はGoogleのデザインパートナーをしていた人たちによる...
仕事術

「知的作業」の要点は「紙一枚」にあり — 高橋政史「すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術」(クロスメディア・パブリッシング)

「仕事、勉強、プライベートの趣味や日常生活、整理をしないといけない場面はどこにでも存在しています。 本書では、そうしたいろいろな意味での整理を、すべて紙1枚でできるようになる。その方法を紹介しています」 という、結構タカピーな宣言で始まって...
仕事術

すべての「新人の卵」に捧げる、ビジネスの「基本中の基本」– 河野英太郎「99%の人がしていない、たった1%の仕事のコツ」(Discover)

「井戸を掘った人の功績」を忘れてはならないのはビジネス本も同じで、そうした「古典」を再読すると、以前読んだ時とは違うところに感心したり、その時は気づかなかったことに出会ったり、ということがあるもの。 この「99%の人がしていない、たった1%...
仕事術

「食費バカ高世帯」への処方箋を仕事のオーバーフローに応用できる?

President Onlineで「「贅沢してない」食費バカ高世帯の常套句」という記事が掲載されている。 そこそこの収入がありながら赤字家計の世帯にアドバイスをするもので、食費がやけに高い家庭へのアドバイスがされているのだが、食費の高い家庭...
仕事術

最近珍しい「熱い」ビジネス本 — 金川顕教「すごい効率化」(KADOKAWA)

最近、効率的な仕事を目指すノウハウ本やビジネス本も、働き方改革の時代を反映してか、ソフィスティケートされたものが増えているようなのだが、こちらは 一般的に仕事ができる人というのは、孤独な人でもあるのです。やはり人よりも結果を出せるということ...
仕事術

タニタの社員食堂の存続は経営者のやせ我慢にあったのかも

先だって、とある会合で、タニタの系列の「ヘルスケアオンライン」のタニタ代表取締役の講演を聞いた。氏は、体脂肪計や社員食堂で云有名な、タニタの創業ファミリーの人であるだが、その講演の中のタニタ食堂についての話が印象に残ったので、感想も込めて記...
仕事術

ウォズアニック氏の「次の技術革新はアップルではなくテスラ」からに思う”「権威」になるとそこで止まり”ということ

C-netで、スティーブ・ジョブズとともにアップルを世界的企業にしたウォズアニック氏が「次の技術革新はアップルではなくテスラから」という記事を読む。 記事の本体はこちらを読んでいただきたいのだが、最初、技術革新がテスラからのなのは、そのCE...
ビジネス

いつでも、どこでも「デキる」人の行動法則 — 相原孝夫「ハイパフォーマー 彼らの法則」(日経プレミアムシリーズ

どこの職場でも「エース」と言われる人はいるものなのだが、コンスタントに懸案課題を解決したり、実績を出す人というのはいるようでいない。本書は、そうした人材へのインタビューやゔょうさを通じて、恒常的に高いレベルで成果を上げる人についてのレポート...