仕事術

仕事術

ビジネス現場で重要な「根幹的技法」とはなにか — 田坂広志「仕事の技法」(講談社現代新書)

本書は   実は「仕事の技法:には、企画であれ、開発、生産、サービス、総務、経理、人事、情報、広報、いかなる仕事であても求められる、「根幹的技法」と呼ぶべきものがある。・・・それは「対話の技法」である。   といった書き出しから、想像すると...
仕事術

テクニックだけではない。PDCAの真髄は「スピード」 — 冨田和成「鬼速PDCA」(クロスメディア・パブリッシング)

先だって、「PDCAからCAPDへ」といったことのエントリーをしたのだが、実はPDCAのフレームの有効さが失われているのではなくて、「PDCA」という言葉が免罪符のように使われて、方法であったり、サイクルを回す速度であったりが、おざなりにな...
仕事術

DCPAを実践する時におさえておきたい3つの大事なこと

PDCAは速度が遅い、DCPAで動くべき、と煽る記事を見つけるのだが、PDCAが「優等生的なやり方」であるに対し、「DCPA」は現場主義の野戦軍的なやり方である。体系的なやり方ではないだけに、いくつか注意点をまとめてみた。   ① 考えなが...
仕事術

「もうPDCAの時代じゃない!恐れずにDCPAサイクルへ」に現場が再評価される時代の到来を感じた

DIAMOND ONLINEで尾原和啓さんの著書「どこでもだれとでも働ける」の中の“PDCAサイクルの否定”のことが取り上げられていて、それによると ・PDCAのアプローチは周回遅れになりつつある。プランづくりに時間がかかり過ぎるという致命...
仕事術

上司にどんでん返しされずに仕事を進める意外なコツ

仕事を進めていく上で、一番困るのが、苦労しながらも、途中まで順調に進めてきて、最後の方になってから、聞いてないよとか、自分の思っていた方向と違うな、とどんでん返し、ちゃぶ台返しをされること。   これは、報連相をきちんとして、こまめに相談し...
仕事術

「会議」というシステムの有効性を今一度考えてみる。

DIAMOND ONLINEで「最高品質の会議術」を書いた前田鎌利氏の連載がされていて、その中で 「質の低い会議」=「ムダな会議」を放置しているチーム・企業がその活力を失う一方、安直な「会議不要論」に乗せられて「必要な会議」までも中止するチ...
仕事術

目標は秘めて、ぐっと溜めておくべきか

President Onlineの茂木健一郎さんの 『デキる人は「自分の目標を言わない」』を読んだ。 要点は ・「できる人」の特徴は、自分の目標をやたらと人に言わない ・大言壮語せずに、地道に頑張るのは日本人の専売特許ではなく、アメリカの企...
仕事術

モチベーションの源泉は「報酬」か「満足感」か — ダニエル・ピンク「モチベーション3.0」(講談社)

ダニエル・ピンク氏の論述は「フリーエージェント社会の到来」など時代の一歩先のあたりの動きを論じてくるのが特徴で、すぐさまの利益にはならないかもしれないが、近い将来にブレイクするネタとしておさえておきたいもの。   本書の構成は   第1部 ...
仕事術

Google流の「よそ見をさせない」仕事環境の整備は、労務管理の究極目標か?

「世界一速く結果を出す人は、なぜメールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法」には   話題のマインドフルネスでは、「今この瞬間」に意識を集中します。今に集中するというのは、妄想ではなく目の前の現実と向き合うということです...
仕事術

立花岳史さんのブログを読んで思った「初心者が心すべきこと」

立花岳史さんが、ブログ「No Second Life」の中で、初心者ブロガーに熱いエールを送っている。 当方的に勝手に引用・要約すると、「「ブログで人生が劇的に変わる」と信じた僕の10年後」では多額の借金と離婚という中で、「人生を変える」と...