あきない世傅 金と銀

高田郁

”江戸小紋を町民の手に”が「五鈴屋」の願い ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 7 碧流篇」

大坂・天満の呉服屋・五鈴屋の女衆として奉公に上がった、村の寺子屋師匠の娘・幸が、この大店を引き継いで、女性実業家として成り上がっていくサクセスストーリー「あきない世傅」シリーズの第7弾が『高田郁「あきない世傅 金と銀 7 碧流篇」(時代小説...
高田郁

苦難を乗り越えて、いざ「江戸」へ ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 本流篇」(時代小説文庫)

商売がうまくいったり、成り上がりの兆しが見えてくると、旦那さんとかに支障がでるっていうのが、五鈴屋の「幸」さんの運命らしい。巻が進むにつれた、ぷっくらとした顔立ちから「別嬪」さんにどんどんなっていくのだが、そのあたりに秘訣があるんですかね、...
高田郁

店の拡大、売れ筋新商品の開発で商売繁盛。しかし「好事魔多し」 ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 転流篇」(時代小説文庫)

放蕩者の四代目の事故死、商売熱心だが酷薄な五代目の失踪のあと、人柄は良いながらも商売の才能はない三男坊の智蔵と再婚した「幸」だったのだが、商才がないので自分は「女房に操られる人形」という立ち位置に徹している彼とは相性もかちっと合って、しかも...
高田郁

五代目当主とともに、「幸」は新たなサクセス・ストーリーの段階へ ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 貫流篇」(時代小説文庫)

兵庫県の田舎から天満の老舗呉服屋に奉公にあがって、料理や掃除といった下働きをする「女衆」から、四代目の主人の後妻に入り、四代目の事故死後は、次男の五代目に惚れられて再婚し、とのし上がっていく、「あきない世傅」シリーズの「幸」なのだが、ミステ...
高田郁

店の主人の急死をバネに「幸」はさらにステップアップ ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 奔流篇」(時代小説文庫)

大坂の天満の呉服屋「五鈴屋」を舞台に、浪人の娘から、女衆を経て「ご寮はん」となった「幸」のサクセス・ストーリーの第三弾である。 前巻では、四代目の後添えに入ったが、酒好き・女好きの四代目が廓からの帰り道に転落死。跡を継ぐこととなった、次男の...
高田郁

「女衆」から「ご寮さん」へ。サクセス・ストーリーが本格稼働 ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 早瀬篇」(時代小説文庫)

大坂の天満を舞台に、老舗の呉服屋「五鈴屋」に女衆として奉公にあがった娘「幸」が商売のイロハを覚えながら、店を大きくしていくサクセスストーリー「あきない世傅」シリーズの第二弾。 前巻では、成長して「女衆」として一人前になり、主人の奥さんでの「...
高田郁

大坂・天満の「呉服屋」を舞台に、女性のサクセスストーリーが始まる ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 源流篇」(時代小説文庫)

江戸の小料理屋「つる家」を、様々な新作料理で人気店に仕上げていく女料理人・澪を主人公にした「みをつくし料理帖」など、女性を主人公にした時代小説を世に送り出している「高田郁」氏が今回創り上げた主人公は、大坂の天満の「呉服屋」で奮闘する、浪人の...