辺境駐在員

仕事術

立花岳史さんのブログを読んで思った「初心者が心すべきこと」

立花岳史さんが、ブログ「No Second Life」の中で、初心者ブロガーに熱いエールを送っている。 当方的に勝手に引用・要約すると、「「ブログで人生が劇的に変わる」と信じた僕の10年後」では多額の借金と離婚という中で、「人生を変える」と...
ノート術・メモ術

自由極まりない「ノート」の形がここにある — Marie「箇条書き手帳でうまくいくーはじめてのバレットジャーナル」(Discover)

ノート術というのは、結構、流行がうつろうもので、固定的なファンは継続しているものの、猫も杓子も「モレスキン」であったり「ロディア」であったり、「ほぼ日」であったりといった情勢もちょっと落ちついた感がある。 本書で提案されている「バレットジャ...
上田秀人

瀬能数馬のデビュー活劇と将軍家後継ぎ問題の顛末は? — 上田秀人「百万石の留守居役 2 思惑」(講談社文庫)

第1巻で、四代将軍・家綱の後継として、白羽の矢がたった、加賀の国主・前田綱紀。幕府からの難題に国論は二分されるが、賛同派の急先鋒・前田直作が藩主の命によって急遽、江戸を召喚される。彼を守るために、本作の主人公・瀬能数馬も同行し、一行は信濃追...
ノート術・メモ術

「バレット・ジャーナル」という手帳・ノートの使い方が面白い

最近、ノートの使い方やタスク管理、ライフログのとり方がマンネリ化してきていて、なにか新しいものがないかな、と思っていたら、”ごりゅご.com”さんの「手書きバレットジャーナル手帳をデジタル化して検索と振り返りをしやすくする」というエントリー...
地域振興

時代小説の意外な中央集権構造にみる「東京一極集中」意識の勧業さ

最近、時代小説を重点に読んでいるのだが、そこで思ったのが、意外な「中央集権」。 なによりも舞台が江戸で、主人公は幕府の役人か町人といったところが、時代小説の大勢を占めているような気がする。 もちろん、時代考証をする上での資料の多さとか、ある...
斎藤孝

読書家による「書店LOVE」の熱いアピール — 斎藤 孝「10分あれば書店に行きなさい」(メディアファクトリー新書)

知的活動のあらゆる分野で発信されている、斎藤孝先生の「書店LOVE」の本。   大学生協の調査で、1日の読書時間「0」の大学生が2017年、はじめて5割を超えたという報道が、つい先日されたばかりなので、   基本的に本書の提案はたった一つ「...
仕事術

アートを生み出す企業の発想法・仕事のスタイルを見てみるのも悪くない — 宮津大輔「アート☓テクノロジーの時代」(光文社新書)

チームあるいは企業で「アート」を生み出し、大きな注目を集めている、日本企業4社について、その作品のなどを通じながら、行動原理と特徴的な考え方について紹介かつ分析をしたのが本書。   構成は   第1章 チームラボ 第2章 タクラム・デザイン...
心理学

円滑な人間関係のコツは「タイプ別」に異なる対応をすることにあり — 坪田信貴「人間は9タイプー仕事と対人関係がはかどる人間説明書」(アスキー・メディアワークス)

「学生ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」、通称「ビリギャル」の著者による、人の性格・性向のタイプ別分析と生かし方の本。 「人間は9タイプ 子供とあなたの伸ばし方説明書」と違って、今回は「仕事編」。 人をいくつか...
仕事術

仕事のスピードが上がらないのは「オフィス中心」の「持ち帰り意識」が原因?

先だってレビューしたグジバナ氏の「世界一速く結果を出す人は、んぜメールを使わないのか」の一節に   仕事を「持ち帰る」といつまでたっても終わりません。どうしてもその場で解決できないときでも、「今その場でわかること」「今返事できること」を見つ...
ビジネス

Gloogle仕込みの「仕事術」の真髄は「世界一速く結果を出す人は、なぜメールを使わないのか」(SBクリエイティブ)

筆者のグジバナ氏は、モルガン・スタンレーを経てGoogleのアジアパシフィック地域の人材開発などに携わり、今は企業戦略やイノベーションのコンサルティングや人事テクノロジーのベンチャーなどにも関係、といった経歴の人。その経歴にふさわしく、本書...