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勤め人の最大関心事「人事と左遷」を分析してみる — 楠木 新「左遷論ー組織の論理、個人の心理」(中公新書)

会社であれ公務組織であれ、勤め人ぐらしをしていると、いつの間にか組織内の序列や出世の速い遅いの月旦が身に沁みてくるもの。 当方のような定年間際の年齢ともなると、勤め人最後のところの上がりのポストも見えてくるのだが座る席は限りがあるので、それ...
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「働き方改革」の基本施策は、働く意欲のでる職場づくりにおくべきでは — 見波利幸「心が折れる職場」(日経プレミアムシリーズ)

政府から「働き方改革」が声高に言われるようになったな、と思っていたら、いつのまにか「生産性向上」の声に模様替えが始まっていて、いやいや、働き方改革と生産性向上は被さる所はあっても、同一ではないでしょ、とつぶやいてはみるんだが、当方の声が小さ...
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「リモートワークの働きすぎ」の原因は、時間外労働が減らない原因とひょっとして同じ?

Lifehackerで『「リモートワークのデメリット」から見える「本当の課題」』という記事が出ていて、最後のあたりは「リモートワークをすると「仕事と生活への満足度」は上がる」といったところで締めくくられているのだが、今回、当方で注目したいの...
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IBMの「在宅勤務廃止」は地方部の崩壊をもたらすのではないか

NewslnによるとIBMが在宅勤務の廃止を決め、社員に通告を始めたそうで(IBM:自宅勤務制度の廃止を従業員に通告)、その理由は 私たちは自宅勤務の問題に関して長時間に渡って議論を積み重ねてきました。その結果、チームは一緒になり、肩と肩を...
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大雪被害に思うテレワークの重要性

山陰地区で大雪被害が相次いでいるのだが、こうした山間部を中心とした地方部で交通途絶が起きると日常生活の不便さはもとより、様々な公的サービスが機能不全に陥いるのでは、という不安にいつもかられる。 これは、こうした自然災害だけではなくて、例えば...
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「デジタルより紙とペンが優れている」というのは本当か?

Lifehackerで「デジタルから紙とペンに回帰すべき理由」という記事が掲載されている。 趣旨的には仕事の効率面ではデジタル(PC)より紙とペンのほうが優れているという論調で、その理由は ・PCを使う場合より紙の場合が集中力が高まり、練ら...
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コンビニで好まれる客に見る「職場の雰囲気を良くする」方法

少し古い記事ではあるのだが、梶原しげる氏のBiaCollegeでの連載「プロのしゃべりのテクニック」の2016.12.05付けの記事『すぐキレる客、コンビニでの支払いで透けて見える「人としての器量」』で、コンビニで好かれる客は いい人の代表...
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ひさびさにダイスキンを発見した

今週は「軟禁状態」のような仕事環境が続いて、昨日の東京行き以外、食事も自席でとり、会議質っぽいところへ缶詰、といったことでプラっと外出することもできず、ブログ更新も滞りがちといった状態であったのだが、ひさびさの休日ということで底を付いてある...
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テレワークとセキュリティとの調和をどうするか

私事で恐縮であるのだが、自分の勤務している会社のテレワークというかモバイルワークのシステム改修がされることになったのだが、その際、その利用について、例えば育児休暇中であるとか、出張時に限る、とかいくつかのセキュリティの制限がされることになっ...
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「社会起業家」は公的サービスを代行できるか?

一時期のNPM(ニュー・パブリック・マネジメント)が大流行していた頃にもてはやされていた民間セクターによる公務の代行があちこちほころび始めている気がして、例えば、ワタミの介護事業であったり、TYUTAYAの図書館事業であったり、当時の期待の...