ワークスタイル

ワークスタイル

自然が豊富だからと言って、「自然回帰(バイオフィリア)志向のオフィス」が移転してくわけではないと思うよ

NewsPicksに「バーや卓球台は時代遅れ、オフィスの最新トレンドは「自然回帰」」ということで、Amazonやサムスン、アリババの本社オフィスで、従業員の満足度と生産性を維持するために、今までのバーや卓球台をオフィスに備えることに代わって...
ワークスタイル

「一兵卒」という言葉への批判に思わず我が身を振り返ってしまった・・・

PRESIDENT ONLINEでコラムニストの河崎 環さんが『「一兵卒」という言葉に酔う男たちの限界』という表題で、滅私奉公、軍隊的な組織への忠誠心といったことに象徴される「男中心の会社(日本的組織)社会」についての辛口のコラムを寄せてい...
ワークスタイル

”Amazon Go”によってキュレーション能力のない社員は淘汰される?

もう少し”Amazon Go”で世の中がどう変わるかを妄想してみよう。 ”Amazon Go”では、いわゆるレジ機能はほぼ人間を互換することになるので、単純に考えれば、「店員さん」 の職場はかなり影響を受けることになり、場合によっては、この...
ワークスタイル

100歳まで生きる社会での、働く年齢と、働く分野はどう考えるべきか。

NewsPicksで「2018年、我々はどう働くか」というシリーズが始まっていて、「Life Shift」の著者のリンダ・グラットン氏がインタビュー記事を寄せている。   AIによって奪われる仕事や、その地理的範囲といったことにも言及してあ...
ワークスタイル

サラリーマンにいつか訪れる「定年後」を機嫌よく生きるための処方箋 — 楠木 新「定年後 50歳からの生き方、終わり方 」(中公新書)

自営業やフリーランスの人、あるいは経営者の方々には、「定年」なんて他人に決められた物事に様々なことを左右されるなんて、といった思いがるだろう。しかし、今のところ、日本の多くの人は「勤め人」であることに間違いはないし、ましてや、高度成長からバ...
ビジネス

「礼」に始まり「礼」に終わる「掃除」で評判を勝ち得た会社の真髄は? — 遠藤功「新幹線お掃除の天使たち」(アサ出版)

最近、偽装やら違法な検査体制などが続発して、日本企業の美点といわれていたものが、かなり揺らいでいる。しかも今まで評判の高い企業でおおがかりな不正がでてくるものだから、企業の成功物語や好事例をとりあげると、あとから「あらら〜」となることがある...
ビジネス

「世間」から如何に逃れるか。といってもグローバリズムは鬼畜の仕業と心得るべし — 鴻上尚史「「空気」と「世間」」(講談社現代新書)

政策選択ではなく、どの「空気」を選択するのか?といった選挙が始まったところなのであるが、もともと日本の閉塞感を生み出したと思う人達に、あれこれ言われてもな、と思う反面、それを選択したのは我々だよな、と思うと、気が滅入ってくる昨今なのであるが...
ビジネス

「自分商店」化ってどういうこと? — 谷本真由美「日本人の働き方の9割がヤバい件について」(PHP)

2015年8月の著作であるので、今、政府が言い出して、選挙でチャラになりそうな「働き方改革」より前の出版。最近の「働き方」に関する議論は、ネットワーキング、在宅勤務といった「働き方のツール」に関するものが大半で、「働き方の理念」「働き方のス...
ワークスタイル

昔の定年ノウハウ本を、マイルドな「組織からの逃げ方」の仕方として読む — 江坂 彰「あと2年」(PHP研究所)

2005年の出版で、Amazonでも新刊の紹介はなく中古でしか手に入らないようであるし、直接には「団塊の世代」へ向けた「定年を迎える書」である。定年への手引書としては少々古びているのかもしれないのだが、当方的には、定年を前にした「仕事」や「...
ビジネス

「生涯、一つの職場で勤務すること」が崩壊した「今」の職業人生とは — 山口 周「天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論」(光文社新書)

転職、天職が探しが、仕事人生の一コマとして当たり前のように語られるのは、リーマンショック以降、一生を通じて一つの会社に勤めることが、個人的な原因ではなく社会的原因で困難な時期と符合している気がする。ただ、言われるようになって久しいにもかかわ...