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ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 6」

第5巻に続いて、引き続きマケドニアの王宮生活である。このマケドニア王家、どこの王家にも共通の複雑さと、当主のフィリッポス王がいわゆる名君であることもそれに拍車をかけているようである。前巻でつくった玩具はアレクサンドロスの弟向け。弟はどうやら...
ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 5」

1巻の途中から、エウメネスの幼年時代から奴隷・放浪生活の回想に入り、ようやく4巻の最期でカルディアへの帰還となるのだが、5巻目では、そのカルディアからアレキサンドロス大王の父であるフィリッポス王との邂逅、マケドニアでの生活へと移る。収録は第...
ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 4」

第3巻に続く第4巻のほとんどは、エウメネスが成長し、青年時代に入った頃のパフラゴニアの話がほとんど。収録は第30話 パフラゴニアにて・7第31話 パフラゴニアにて・8第32話 パフラゴニアにて・9第33話 パフラゴニアにて・10第34話 パ...
ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 3」

引き続き「ヒストリエ」の第3巻をレビュー第3巻では、奴隷の身に落とされていたエウメネスに買い手がつく。ところが、この飼い主がエウメネスが心の底で行ければ、と思っていたアテネと逆の方向の黒海側の都市の富裕商人。ところが、なんともこの人物が怪し...
ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 2」

エウメネスの牧歌的な幼年時代が一転して、父親の不慮の死、一般市民で裕福な家庭の坊っちゃまから奴隷へ、といった転変が語られるのが第2巻収録は第10話 斃すイメージ第11話 足音第12話 トラクスの戦い・1第13話 トラクスの戦い・2第14話 ...
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意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 1」

甘めの古代史ものかなという第一印象であったのだが、読み進むつれて、これはしっかりとした古代ギリシアの歴史物語であるとともに、一人の男の子の成長物語でもあるのだな、と認識を改め、きちっとエントリーをしておこうと思い立った次第。 ということで、...
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意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ」

Kindleのポイント還元につられて遅ればせながら1巻を買ったのだが、読んでみると次は、次は、という感じで6巻までを一気に読んでしまったのが、岩明均「ヒストリエ」。 作者は、最近映画化されて、とたんに評判になった「寄生獣」の作者で、長年暖め...
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図書館舞台のふんわかとした話の数々。当然、殺人はなし。 ー 埜納タオ「夜明けの図書館」1〜3(双葉社)

「図書館」は、ミステリーの舞台になることは結構あって、例えばれんげ野原のまんなかで (創元推理文庫)とか図書館の死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)などなどあるのだが、コミックで図書館を主の舞台として取り上げているのは、寡聞にして「図書館の主」...
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食事指導はロボットが一番? ー 岩岡ヒサエ「孤食ロボット」(集英社)

最近、Aiとロボットとかの本やネット情報を見たりして勉強しているのだが、そんななか、アンドロイドの登場するコミックを奥さんが見つけてきたのが、このコミック。 チェーンの外食店のポイントを1000ポイント貯めるとアンドロイドがもらえる(100...