高田郁

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澪は嗅覚喪失の窮地を脱するが、大きな「犠牲」が・・ ー 高田郁 「みをつくし料理帖 夏天の虹」

上方出身の「下がり眉毛」の女性料理人「澪」が、江戸の小さな料理屋「つる屋」を舞台に、その料理の腕で評判を上げていく「成り上がり」ストーリー「みをつくし料理帖」の第七弾が『高田郁 「みをつくし料理帖 夏天の虹」(時代小説文庫)』。 前巻で、今...
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澪に新規出店や旧店の復活、玉の輿の怒涛が押し寄せる ー 高田郁「みをつくし料理帖 心星ひとつ」

上方出身の「下がり眉毛」の女性料理人「澪」が、江戸の小さな料理屋「つる屋」を舞台に、その料理の腕で評判を上げていく「成り上がり」ストーリー「みをつくし料理帖」の第六弾が『高田郁 「みをつくし料理帖 心星ひとつ」(時代小説文庫)』。 前巻まで...
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澪の料理の腕はますます冴え渡る ー 高田郁 「みをつくし料理帖 小夜しぐれ」

上方出身の「下がり眉毛」の女性料理人「澪」が、江戸の小さな料理屋「つる屋」を舞台に、その料理の腕で評判を上げていく「成り上がり」ストーリー「みをつくし料理帖」の第五弾が『高田郁 「みをつくし料理帖 今小夜しぐれ」(時代小説文庫)』。 前巻で...
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澪は、幼馴染の秘密を「蕪料理」で守り抜く ー 高田 郁 「みをつくし料理帖 今朝の春」

奉公していた上方の大店の料理屋「天満一兆庵」のご寮はん・お芳と江戸へ逃れてきた下がり眉毛の女性料理人「澪」が、江戸の小さな料理屋「つる屋」を舞台に、その料理の腕で評判を上げていく「成り上がり」ストーリー「みをつくし料理帖」の第四弾が『高田郁...
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「脂」ののった澪の料理を堪能あれ ー 高田郁「みをつくし料理帖 想い雲」

幼い頃、水害で両親を失い、その後奉公に上がった上方の大店の料理屋「天満一兆庵」が火事により没落し、そこのご寮はん・お芳と江戸へ逃れてきた下がり眉毛の女性料理人「澪」。彼女が江戸の小さな料理屋「つる屋」で、その料理の腕で評判を上げていく、「成...
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澪に「料理屋」と「恋」のライバル登場 ー 高田郁「花散らしの雨」

水害で潰れた、奉公していた商家の「御寮はん」と一緒に、上方から江戸へやってきて、「つる家」という小さな飯屋で名物料理を出す、下がり眉毛の女性料理人・澪の活躍を描く「みをつくし」シリーズの第2弾が『高田 郁 「みをつくし料理帖 花散らしの雨」...
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下がり眉毛の「腕利き」女性料理人、登場 ー 高田郁 「八朔の雪」

時代物の女性主人公とくると、以前は、武道の達人で男装していて、とか、親の敵討ちを志す美しい○○とか、ってのが定番であったのだが、この作品が「女性料理人」という新しい時代小説のジャンルを開いたことは間違いない。 この作品の主人公「澪」は、故郷...
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苦難を乗り越えて、いざ「江戸」へ ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 本流篇」(時代小説文庫)

商売がうまくいったり、成り上がりの兆しが見えてくると、旦那さんとかに支障がでるっていうのが、五鈴屋の「幸」さんの運命らしい。巻が進むにつれた、ぷっくらとした顔立ちから「別嬪」さんにどんどんなっていくのだが、そのあたりに秘訣があるんですかね、...
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店の拡大、売れ筋新商品の開発で商売繁盛。しかし「好事魔多し」 ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 転流篇」(時代小説文庫)

放蕩者の四代目の事故死、商売熱心だが酷薄な五代目の失踪のあと、人柄は良いながらも商売の才能はない三男坊の智蔵と再婚した「幸」だったのだが、商才がないので自分は「女房に操られる人形」という立ち位置に徹している彼とは相性もかちっと合って、しかも...
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五代目当主とともに、「幸」は新たなサクセス・ストーリーの段階へ ー 高田郁「あきない世傅 金と銀 貫流篇」(時代小説文庫)

兵庫県の田舎から天満の老舗呉服屋に奉公にあがって、料理や掃除といった下働きをする「女衆」から、四代目の主人の後妻に入り、四代目の事故死後は、次男の五代目に惚れられて再婚し、とのし上がっていく、「あきない世傅」シリーズの「幸」なのだが、ミステ...