私のような地方の年配者は、学生時代やしばらくの独身時代を過ぎると、「一人暮らし」という単語とは程遠くなり、子どもの大学進学で再び遭遇。そして自らの単身赴任生活で、我が事として実感というのがよくあるところ。
当方も今年春から、そういった境遇となって、一人でいることの気楽さと所在なさを味わいながら、ふとKindleのセールで買ったのが本書。
構成は
はじめに
どきどきお部屋探し
ひとり暮らしの契約書
玄関開けたら3歩でベッド
ひとり暮らしあるある劇場
幸せのひとりごはん
自分流インテリア
ひとり暮らしな日々
となっていて、筆者が地方から「絵を描いて暮らしたい」と今までのの仕事も辞めて上京し、学校に再入学し、今にいたるまでの、借家遍歴や定職がないといろいろ苦労する家探し、そして少々雑駁ではある一人暮らしの日々の雑記と思い出、というところが内容。
まあ、この種のコミックは、寝っ転がって、「あ〜、あるよな」といった風にお気楽に楽しむのがよろしくて、あれこれ小難しいことを考えるのはよくない。若いころの自分の姿を思い出しながら、一人でポテチでも片手にだらり、と読むのがよろしいですな。
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