「なでしこ」は初のソロキャンに挑戦する ー あfろ「ゆるキャン△ 7」

ゆるキャン△

女子高生たちが、集まってキャプキャピと料理をしたり、夜のテントの中でしみじみ語りあったりする姿を描くことによって、「キャンプ」そのものの印象をガラッと変えるとともに、「冬キャン」の魅力を世に出し、「キャンプ革命」といってもいい効果をもたらしたマンガシリーズ『あfろ「ゆるキャン」(芳文社)』の第7巻。

バイトが忙しくて、「野クル」メンバー+斎藤恵那の「冬キャン」に参加できなかった「なでしこ」なのですが、「リン」がやっているような「ソロキャン」に挑戦を始めます。しかし、かなりの「ドジっ娘」である「なでしこ」を心配なのは「リン」だけでなく、姉の「桜」も同様のようで、「ソロキャン」なのだが「ソロキャン」ではない、「なでしこ」の「ソロキャン」が描かれるのが本巻です。

【構成と注目ポイント】

構成は
第35話 なでしことソロキャン計画
第36話 なでしこさんぽとしまりんさんぽ
第37話 カフェとしぐれと一人旅
第38話 静かの湖
第39話 一人のキャンプ
第40話 野クルの伊豆キャン計画
番外編 へやキャン△

となっていて、リンの「ソロキャンプはみんなでやるアウトドア・キャンプだと全く別のアウトドアだ」という言葉に触発されて、「ソロキャン」への憧れがどんどん膨らんできています。

しかし、

と当人も、自分が家族から独り立ちできると思われていないことを認識していてかなりの反対を予測していたのですが、不思議にあっさりと姉「桜」の許可が出ます。

まあ、その裏で、「なでしこ」のスマホには「見守りアプリ」が勝手にインストールされ、さらには、彼女の出発からしばらく経ってから、「桜」も車で出発します。どうやら「ソロキャン」の「見守り」が始まるようですね。

「なでしこ」のソロキャンの目的地はまず「富士宮」です。ここで、B級グルメで有名な「富士宮やきそば」ではなく、姉に教えてもらった、「富士宮焼きそば」と「お好み焼き」を合わせたご当地グルメの「しぐれ焼き」がお目当てのようですね。

一方。「リン」もソロキャンで「早川」方面へ向かいます。山梨県の南西端にある町で、「世界一古い宿」として認定された温泉旅館がある、と作中では紹介されてますね。ここで、「リン」は「桜」さんと偶然出会うのですが、両方とも、それぞれの真意を隠したままですね。

「なでしこ」のほうは、富士宮のキャンプ場へ到着し、テントを無事設営。彼女は今回のソロキャンで、アウトドアの実験料理を試すようです。

そこに、隣でファミリーキャンプをしていた姉弟がやってきます。姉のほうはあまりキャンプに乗り気でなくて、キャンプ飯のほうも、コンビニからの買い出しですませようという感じなのですが、「なでしこ」の人懐っこさに吸い寄せられてきて・・・という展開ですね。

ところが、ここで問題が発生しています。「なでしこ」のスマホから頻繁に送られてきていた写真がぱったり来なくなり、送ったメッセージも未読のまま、という状態に「多分、電波が通じないだけ」と自分を言い聞かす「リン」はどんどん不安にかられていって、とうとう・・・という筋立てです。

いつでも、誰とでもすぐ仲良くなれるし、誰からも心配されてしまう「なでしこ」のスゴさがよくわかる本巻であります。

【レビュアーから一言】

この巻の後半のほうで3時間でなくなってしまった、河川敷の伐木の無料配布ですが、ググってみると、山梨県だけでなく、いろんな県の河川で行われているようですね。もともとは、園芸資材とか薪ストーブ用に使ってもらおうという住民サービスのようなのですが、本巻のような「キャンプの薪」用途もあるとは知りませんでした。案外にうまい連携をすれば、公営キャンプ場のいい「薪サービス」の原資となるかもしれませんね。

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