ビジネス

コミュニケーション

思いもかけない「悪意」から自分を守るには ー 榎本博明「他人を引きずりおろすのに必死な人」

自分としては何も悪いことをしていないはずなのに、上司に誉められたことをきっかけに、今まで親切にしてくれていた先輩が急に意地悪を始めた、であるとか、子供の成績が上がったことを喋ったら、仲の良かったママ友から陰で悪口をいわれるようになった・・・...
ビジネス

「謝ればいいってもんじゃない」を科学する ー 川合伸幸「怒りを鎮める うまく謝る」

不祥事が起きると関係者や会社の上層部がそろって会見して謝罪をするのだが、おなじような言葉を喋っていても、「しょうがなかったのね」と思えるものから、「なんじゃ、こりゃ」と思うものまで千差万別である。 どうやら、同じように頭を下げて謝っても、謝...
ノート術・メモ術

最高難度の「メモ術」の極意を身につけよう ー 斎藤孝「思考を鍛えるメモ力」

仕事を上手く進めるためには、上手な情報収集と相手とのコミュニケーションが基本、とはよくいわれるのだが、その基礎の基礎となるところに、実は「上手にメモをとる」という能力が隠れていることに気づいている人は多いはず。 ビジネスで一番トラブルのもと...
モチベーション

「ゆとり世代」のパフォーマンスを引き出す方策はこれ ー 原晋・原田曜平「力を引き出す」

青山学院大学に箱根駅伝優勝をもたらしたメンバーを育て上げた大学駅伝界の名監督・原晋氏と、若者研究所を主宰して、若者の意識研究、トレンド研究ではマーケティング業界だけでなう、日本で有数の論者・原田曜三氏による、「ゆとり世代」といわれる世代につ...
モチベーション

組織の活力を削ぐ「中だるみ」を退治しろ ー 山本寛『「中だるみ社員」の罠」』

ビジネスパーソンがその仕事を辞めたくなったり、飽きてくる時期は、3日、3月、3年ごとに周期的にやってくるといわれているように、どんなに最初はモチベーション高く仕事をしていても、意欲が下がったり、伸び悩んだりといった時が必ずくるもののようだ。...
マーケティング

「令和」の前の「平成」とはどんな時代だったのか? ー 原田曜平「平成トレンド史」

「平成」から「令和」に年号もかわり、皇室の行事のほうも終了したところなのだが、関連する式典や儀式への関心は老若男女を問わず高さに、あらためて驚きを感じた人も多いだろう。「年号」というのは、世界的にみても日本だけに残っている独特の制度であるら...
ビジネス

人出不足の解消のコツは若者への「攻めの人事」への転換にある ー 原田曜平「若者わからん! 「ミレニアル世代」はこう動かせ」(ワニブックスPLUS新書)

「若者論」というと、彼らの消費行動であるとか、生活様式などについての論述が多くて、一緒に働いていく、部下ないし同僚としてビジネスをする、という視点で書かれたものは、おどろくほど少ない。さらに、最近の人出不足の状況の解消の場面でも、外国人労働...
ビジネス

生涯キャリアを自分で決める時代の上司と部下の在り様は  - 新井健一「いらない部下、かわいい部下」

昔のサラリーマンの映画やTVドラマを見ていると、上司の言うことを無批判に受け入れて部下に命令する「ごますり」タイプや、上司の後ろにくっついていくことを最優先にしていて社外との付き合いは二の次、といったタイプがよくでてきたものだが、最近のビジ...
中原淳

悩み尽きない新任マネージャーへ「羅針盤」を進呈しよう ー 中原淳「駆け出しマネジャーの成長論」

会社や官庁に入って働いていて、新任のころは五里霧中の中で仕事を覚えるのに精いっぱいでも、数年経過して組織の中で年数を経ていくと、気になってくるのが「昇進」というもので、その一番目の段階が、課長という役職で象徴される「マネジャー」職である。 ...
ビジネス

会社人間も「会社の外の人生」で楽しみつつ、自己防衛せよ ー 成毛眞「定年まで待つな!」「最高の遊び方」

日本の少子高齢化であったり、国家経済といったことで、年金の支給であるとかインフラとか老後の生活を不安にさせる要素はいっぱいあって、「定年」というものが現実感を帯びてきた40代から50代のミドル世代は、正直なところ不安がいっぱい、というところ...