2015-08

トラベル

下川裕治「週末沖縄でちょっとゆるり」(朝日文庫)

タイ、カンボジア、ベトナムなどの東南アジア、台湾などのフリークで、旅本作家としても大御所である下川裕治氏のひさびさの「沖縄本」である。氏は沖縄フリークとしても有名で、東南アジアや台湾への行き来に、成田や羽田ではなく那覇からの飛行機便やフェリ...
竹村公太郎

竹村公太郎「日本史の謎は「地形」で解ける」文明・文化篇(PHP文庫)

「日本史の謎は「地形」で解ける」の続編に当たるのが本書。前の本は、頼朝の鎌倉開府や家康の江戸開府、あるいは忠臣蔵の事件などが、人文的な事実だけで動いたわけではなく、根底に「地形」「地理」上のわけがあった、ということを見事に論じてみせ、爽快な...
ワークスタイル

最近の出張時の仕事グッズ・ガジェット

出張の際は、できるだけ持ち物は少なくしたい。とりわけ、1〜2泊でバッグを持ち歩く時間と距離が長そうなときはなおさらである。そんなところから、なんとかPCなどのガジェット系や書物系をなんとか少ないしたいと思って悪戦苦闘してきたのだが、ちょっと...
トラベル

岸本葉子「ブータンしあわせ旅ノート」(角川文庫)

「人」と同じで、「国」の毀誉褒貶も遷ろうもので、いっとき持ち上げられたものがストンと評判が落ちてしまうことは常といていい。そのあたり、ブータンと言う国、幸せ度 No.1と持ち上げられて後、さほど評判が落ちるわけではなく、忘却の方向にいくとい...
ワークスタイル

「テレワーク専門のマッチングサイトの誕生」にエールと違和感

Nikkei BPnetpのワクスタで「テレワーク専門の人材紹介サービスが誕生」という記事をみつけて、早速、そのサイト「テレまち」にアクセスしてみた。 コンセプトには テレワーク専門マッチングサイト「テレまち」とは、<テレワークで「人」と「...
竹村公太郎

竹村公太郎「日本史の謎は「地形」で解ける」(PHP文庫)

歴史を「人文」の立場ではなく「地理」「地形」の立場からとらえ直して、歴史の謎を推理し直した一種の歴史の謎解き本。若干、牽強付会的なところもあるが、「文化」「人物」という視点から捉えるのが一般的で、その人物や政府の行動が実は、地勢、地形などの...
トラベル

下川裕治 編「本社はわかってくれないー東南アジア駐在員はつらいよ」(講談社現代新書)

タイ、ミャンマー、ベトナムといった東南アジアや台湾、沖縄の旅行記で定評のある下川裕治氏が、東南アジアの日本企業駐在員がビジネスの現場で体験している、苦笑いや胃がいたくなるような、現地の人々とのトラブルの数々をレポートしたのが本書小目次までレ...
ビジネス

中公竹義「100円ノート「超」メモ術」(東洋経済新報社)

ノートの種類やノートの品質など拘ったり拘らなかった、ノート術の筆者やノート愛好家によって態様は様々なのだが、コンパクト、軽量、安価の点を重視するのが、この「100円ノート「超」メモ術」といっていい。構成はPart1 これがシンプルで最強のメ...
トラベル

光瀬憲子「台湾一周! 安旨食堂の旅」(双葉文庫)

まず最初に言っておくと、中国本土に比べて「台湾」は優しい印象というのが本音である。もっとも中国本土とはいっても、上海とか商売気の強いところへ行った経験しかないので「中国本土」というのはおこがましいが、大方の人の賛意は得られるのではないか、と...
トラベル

中村安希「インパラの朝」ーユーラシア・アフリカ大陸684日(集英社)

最近見ることの少なくなった、世界放浪的な旅の記録である。しかも「女性」。こう書くと世の男女共同参画の論者にっはお叱りを受けてしまうのだろうが、本意は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの一部の国々などは別として、世界中を旅する時に、女性であること...