「心配性のビジネスマン」に向けたストレスフリーの仕事術のポイント

ビジネスマンには、楽天的なのと、心配性なのと二種類あるのだが、真面目に仕事をしている割に、突然のトラブル(と「突然」とはいうが、これが必ず起こるんだよね)に対応で消耗したり、あちこちが気になって完全主義に陥って疲弊してしまって、楽天的なビジネスマンに比べてどうも割を食ってしまうのが、「心配性」のビジネスマンであろう。そんな「心配性」たちがストレス少なく、仕事を進めるポイントをあげてみる。
 
【心配性と楽天家、どっちがビジネスに向いている?】
 
まず、その前に「心配性」のビジネスマンと「楽天家」のビジネスマンを比較してみよう。
パーソナル面から言うと、「心配性」の人は、いつも仕事のことが気になりがちで、完璧に詰めたがる傾向があるから、仕事時間も増えてしまうことが多い。家庭や家族のことを考えると、長時間労働の原因になりがちな「取越苦労」は避けたいところですな。
 

一方で、管理職からみると、部下が楽天家である場合は、ちょっとひるんでしまうような仕事も前に出てやってくれるので、突破力の面では頼もしいのだが、細部の詰めとなると結構危ういままになっていることが多い。時によっては、どんでん返しの憂き目に会うこともあるので、結構、注意が必要になるのも事実ですね。

 
他方、「心配性」のビジネスマンの場合は、着火するのに時間がかかるし、着火してもまだ火が小さい場合は下手をすると、「石橋を叩いてかえって、石橋を・・」のとおり、自分で火を消してしまういそうになることもあるから、プロジェクトの始めは要注意である。ただ。一旦、着火すると火を消さないようにするベクトルは、楽天家の比ではないし、物事をきちんと詰めるのはまちがいないので、任せておいても大丈夫なことが多い。
 
総じて、離陸のときや離陸直後は「楽天家」、離陸して水平飛行に移るまでは「心配性」。水平飛行になったら、「心配性」のほうが安心、ということで、ベンチャーのようなビジネスを除けば、「心配性」のビジネスマンのほうが安心度は高い。
 
【心配性のビジネスマンがストレスを軽減するポイント】
 
とはいうものの、当人にとっては任されるプロジェクトが得体がしれないほど、また大きければ大きいほど、精神状態が常ならぬことは確か。
ということで、ストレスフリーに仕事に取り組むポイントをピックアップしてみた。
 
1 一手先の方向性の準備までで、シミュレーションをやめておく
 
あれこれといろんな事態を想定したシミュレーションをするのだが、いつも起きるのはそれ以外のこと、というのが「心配性」たちが見舞われる事態。もともと、未来のことは予測不可能。すべての事態への対応を細かに考えておくことなんてできるわけがない。
ここは、可能性の高い事態(天候だとか、ドタキャンだとか)のうちで最悪と思われるものへの対応方向と事前準備の大事なところを決めておくぐらいにしよう。
 
2 わざと空白の部分をつくっておく
 
準備をしておくにしろ、最後の最後のところまで詰めて対応を準備をしようとすると、膨大な作業と時間が必要になる。さらには想定どおりの展開になることは少ない。ここは大まかに持っていきたい方向を考えておいて、そこに至る周辺のところは、その場・その時にまかせて、あえて「空白」にしておくのも有効な方法。
 
3 部下や同僚に任せた仕事の行方を思い悩まない。
 
「心配性」の「心配」の多くは、自分で手に染めていることではなくて、他人に任せたことの進捗とか出来具合の事が多い。
プロジェクトの肝心のところは自分できっちり管理して、後は他の人に任せるという方法をとっておけば、他人に任せた仕事の出来に迷わされることは少なくなる。
もっとも、「心配性」はほとんど全てを「肝心なこと」と思いがちなので、そこは要注意ではあるけどね。
 
 
【〆のアドバイス】
 
「心配性」たちは、準備が万端だろうか、抜かりはないか、後々まで気になるもの。ただ、どこまでやっても「万全」という状況は訪れない。
どこかからは、神様仏様の領分と下駄を預けておきましょう。

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