戦国時代

戦国時代

東村アキコ「雪花の虎 2-4」-景虎の将才は心ならずも「兄」を当主の座から追い落す

「越後の虎」あるいは「越後の龍」と称され、「甲斐の虎」武田信玄とがっぷり四つで死闘を繰り広げ、「風雲児」織田信長を怖れさせ「軍神」でありつつも、生涯、妻を娶らず、子もなさなかった、「義」に厚い武将「上杉謙信」が実は女性であったという、驚きの...
戦国時代

安部龍太郎「信長の革命と光秀の正義」ー伝統の価値観とキリシタンが本能寺の変を呼ぶ

前作「信長はなぜ葬られたのか」で、首謀者の明智光秀の動機や、討たれたほうの織田信長がなぜ無防備な状態で京に滞在していたのか、などわからないことが多い「本能寺の変」について、その黒幕となった人物や、信長を取り巻いていた国際情勢などを明らかにし...
戦国時代

「女人」上杉謙信、越後の守護神が始動する ー 東村アキコ「雪花(ゆきばな)の虎 1」

「キリストが日本に渡ってきて秦氏の祖先となった」とか「チンギスハンは大陸に渡った源義経だった」とか、歴史上の「秘話」ってのは、にわかには信じられないようなものもあるのですが、その「死因が「大虫」であった」とか、「”男もおよばぬ大力無双”と謳...
コミック

明智光秀は「逆賊」ではない。秀吉こそが悪党 ー 藤堂裕・明智憲三郎「信長を殺した男 1」

「本能寺の変」の真相について、真偽のほどはわからないが、通説である明智光秀が、逆恨みしたか天下が欲しくなったかして信長を討って、その後、信長の仇をとって天下を平和に導いたのが、豊臣秀吉であった、ってものに真っ向から反論しているのが、明智光秀...
戦国時代

「本能寺の変の真相」の通説をおさえておこう ー 金子拓「信長家臣 明智光秀 」

「信長のシェフ」も第二次木津川の戦が終わった天正6年以降に入って、だんだんと天正十年の明智光秀が織田信長を討つ「本能寺の変」に近づいているわけなのだが、その「本能寺の変」の動機については、諸説あるのは皆さんご存知のとおり。 その「謎」を解く...
信長のシェフ

村上水軍が二つに割れる中、半兵衛の病状は・・ ー 梶川卓郎「信長のシェフ 26」

信長のシェフ 26posted with ヨメレバ 作者:梶川卓郎出版社:芳文社発売日: 2020年03月16日楽天ブックス楽天kobo 現代からタイムスリップをしたフレンチのシェフが、織田信長の専属料理人となった上に、彼の命を受けて信長の...
戦国時代

光秀の「本能寺の変」の本当の動機は何? ー 小和田哲男「明智光秀と本能寺の変」

明智光秀と本能寺の変posted with ヨメレバ 作者:小和田哲男出版社:PHP研究所発売日: 2014年11月04日 「明智光秀はなぜ本能寺の変をおこして織田信長を討ったのか」、この歴史的な謎に対しては、本書でいうように「怨恨説」「天...
新九郎、奔る

新九郎、突然の兄の死で跡継ぎになる ー ゆうきまさみ「新九郎奔る! 3」

戦国時代の「下剋上」の典型として、堀越公方足利政知の息子・茶々丸を攻め滅ぼして「伊豆」を我が物にしたのを皮切りに、関東管領の上杉氏の家臣から小田原城を奪い取り、その後、相模国を領土とし、戦国大名の魁といわれる「北条早雲」の若き頃の姿を描く「...
新九郎、奔る

応仁の乱が始まる中、姉・伊都の縁談も進んでいき・・ ー ゆうきまさみ「新九郎奔る! 2」

戦国時代の「下剋上」の典型として、堀越公方足利政知の息子・茶々丸を攻め滅ぼして「伊豆」を我が物にしたのを皮切りに、関東管領の上杉氏の家臣から小田原城を奪い取り、その後、相模国を領土とし、戦国大名の魁といわれる「北条早雲」の若き頃の姿を描く「...
新九郎、奔る

下剋上の申し子・北条早雲の青春物語が始まる ー ゆうきまさみ「新九郎奔る! 1」

戦国時代というと、たいていの人の感覚では、織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取ったあたりからくっきりとしていて、それ以前の歴史についてはもう「霧の中」といった状態の方が多いだろう。加えて、地理的にも尾張や三河、京都あたりからはずれた場所...