中山七里

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学園一の美少女の転落死の謎を解けー中山七里「TAS 特別師弟捜査員」

学校の憧れのマドンナが昼休憩に転落死。それだけでも、同級生たちにはショッキングなことなのですが、彼女には自殺するような原因もなく、彼女の遺体からは麻薬が検出されるという事態へと発展します。女子生徒の死が事故なのか殺人なのか。転落死する少し...
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エリート公安刑事の息子はテロリスト志願者?ー中山七里「テロリストの家」

国際的なテロリスト集団にまつわるミステリ―やサスペンスというと、取り締まる警察側か、あるいは、権力によって悲惨な仕打ちを受けた復讐を狙うテロリスト側か、両極端なスタンスのものが多いのですが、自分の家族がテロリスト志願者だったとき、自分や家...
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シリアルキラーの隣人から恋人を守れー中山七里「隣はシリアルキラー」

異常な心理的欲求のもとに、1ヶ月以上にわたる一定の冷却期間を起きながら複数の殺人事件を繰り返す、いわゆるシリアル・キラーは、ミステリーやサスペンスの一大分野になっていて、中山七里作品でも「連続殺人鬼カエル男」や「切り裂きジャックの告白」な...
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生活保護に潜む行政の「冷酷」への復讐劇?ー中山七里「護られなかった者たちへ」

2021年の通常国会での首相答弁で、新型コロナウィルスによる生活困窮者のセーフティーネットで「政府には最終的には生活保護がある」答弁が波紋を呼んでいるのですが、生活保護には、不正受給であったり、予算の限界による支給資格審査の過度の厳格化な...
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巨匠監督の撮影現場には事件と事故が山積みー中山七里「スタート」

中山七里ミステリ―の刑事役といえば、「ヒポクラテス・シリーズ」などにでてくる埼玉県警の渡瀬警部と並んで、「セイレーンの懺悔」や「夜がどれほど暗くても」などででてくる警視庁の強面で執拗な捜査が持ち味の宮藤刑事が代表格となるのですが、もともと...
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魔女の末裔の合成麻薬ヒートの売人殺しの濡れ衣をはらせるかー中山七里「ヒートアップ」

犯罪や法律違反の捜査や逮捕などを行う公権力というと「警察官」をまず思い浮かぶのですが、海上保安官や皇宮警察官など、警察官以外にも危険な業務に従事している司法警察官がいることを忘れてはいけないでしょう。その中でも、一般の行政職員でありながら...
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廃棄された研究所に潜む薬物兵器を除去せよー中山七里「魔女は甦る」

合成麻薬による事件が2018年頃から注目を集め、新しい犯罪として警察による取り締まりが強化されているのですが、こういった薬剤による人間のコントロールは古くからある話で、コントロールに使う薬剤の開発は、古代から面々とした研究が続いているとい...
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加害者の父親と被害者の娘の「暖かい対決」の物語ー中山七里「夜がどれほど暗くても」

ネットの力が強くなったとはいっても、スキャンダル報道にせよ、事件報道にせよ、テレビ・新聞・雑誌ととったマスコミの力は、世論の形成に大きな力をもっているのは間違いありません。中山七里作品では、誤報道をしてしまったテレビ局のスタッフの再起を描...
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大災害に紛れた国家転覆の陰謀を阻止するのは誰?ー中山七里「アポロンの嘲笑」

平成23年に起きた東日本大震災は、おそらく日本を襲った有数の災害として歴史に記録されると思うのですが、その大震災の直後の福島を舞台にした社会派ミステリーがほ本書『中山七里「アポロンの嘲笑」(集英社文庫)』です。 構成と注目ポ...
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御子柴の右腕・日下部洋子に冤罪の危機が迫るー中山七里「復讐の協奏曲」

少年期に少女誘拐殺人の犯罪者となり、少年院入所。出所後、司法試験に合格し、弁護士となって、高額な報酬と引きかけにどんな相手の弁護も引き受けるという異色の主人公・御子柴礼司シリーズの第5弾が『中山七里 「復讐の協奏曲」(講談社文庫)』です。...
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