中山七里

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廃線オタクが東京地下に潜む住民を救出するー中山七里「帝都地下迷宮」

鉄道廃線というのは、採算のとれなくなった田舎の地方鉄道にあるのがほとんどだろうと思われる方が多いと思うのですが、戦前からの長い歴史を持っているだけあって、東京の地下鉄にも、博物館動物園駅、新橋駅・東京高速鉄道ホーム、初台駅、万世橋駅など、...
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証拠紛失の大不祥事の陰にいる殺人犯を暴き出せー中山七里「能面検事」

事件捜査に関わる公的機関というと「警察」と「検察」が大所なのですが、ミステリーの世界では、警察のほうは被害者や犯人に直に接するのと捜査活動が現場なのでドラマがつくりやすいせいか「警察小説」は一ジャンルになっているのですが、「検察」のほうは...
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要介護探偵と女性裁判官の最強コラボ誕生ー中山七里「静おばあちゃんと要介護探偵」

中山七里ミステリーで年齢をものともせず悪党たちに立ち向かう高齢者の代表が、女性で20人目の裁判官として活躍した「静おばあちゃん」こと、「高遠寺静」と、名古屋の経済界の大立者で、不動産屋兼デベロッパー会社の経営者である「要介護探偵」こと「香...
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頑固爺が孫一家を守る人情ミステリーー中山七里「秋山善吉工務店」

中山七里ミステリーでは、頑固一徹ではあるが、特徴ある「高齢者」の登場するミステリーに味があるものも多く、女性で20番目の裁判官で法の倫理に厳しく、悪党の隠す犯罪をその見事な推理力で白日のもとにさらけだす「高遠寺静」の活躍する「静おばあちゃ...
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美貌のダークヒロイン、復活。標的は国会議員ー中山七里「ふたたび嗤う淑女」

美貌と巧みな会話で、狙った人を犯罪へと誘導して破滅させる、究極のダークヒロイン「蒲生美智留」を主人公にしたピカレスク・ミステリーの第2弾が本書『中山七里「ふたたび嗤う淑女」(実業之日本社)』です。 前巻で、自分の偽装殺人をしかけるこ...
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美貌の悪女の甘いアドバイスにはご注意をー中山七里「嗤う淑女」

中山七里さんのミステリー・シリーズでは、善玉の探偵ばかりではなく、悪党が主人公となるピカレスク・ミステリーもあって、代表格は弁護士・御子柴礼司の登場するシリーズがあります。そちらは、多額の報酬さえ出せばどんな弁護でも引き受けるという悪徳ぶ...
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要介護探偵の豪腕推理はいかがー中山七里「さよならドビュッシー 前奏曲」

中山七里ミステリーのデビュー作は、ピアニスト探偵・岬洋介が、火事で大火傷をおったピアニスト志望の少女を指導して彼女を演奏会で優勝させるまでと、彼女の周辺で起きる事件の謎を解決するものだったのですが、その事件の大元となる焼死した実業家・香月...
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女性裁判官の先駆者の名推理はいかがー中山七里「静おばあちゃんにおまかせ」

中山七里ミステリーでは、渡瀬警部や古手川刑事といった一癖も二癖もある警察官だけでなく、怜悧で有能ながら悪辣弁護士やピアニスト探偵の息子に邪魔をされる岬検事とか、法曹・警察関係者が登場するのですが、数少ない女性の法曹関係者のキャストで、渡瀬...
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復讐できない相手に正義の鉄槌を下すにはー中山七里「ネメシスの使者」

中山七里ミステリーでは、心神喪失者や未成年者による犯罪であるとか、刑法39条の問題とか、けっこう際どいテーマが取り上げられることが多いのですが、死刑廃止論争や、凶悪犯罪を犯しながら死刑ではなく懲役刑となった犯罪者への「罪の償い」についてを...
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冤罪事件の陰の刑事と検事の二つの疑惑を見抜けー中山七里「テミスの剣」

中山七里ミステリーの向こう見ずで体当たりで事件を解決していく刑事たちには、その手綱をがっちりと掴んでいる、警視庁の犬養隼人には「麻生警部」、埼玉県警の古手川刑事には「渡瀬警部」といった上司がセットとなっているのですが、そんな上司のうち、ほ...
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