辺境駐在員

ミステリー

女性死刑囚の最期の言葉「約束は守ったよ」の意味するものは?=柚月裕子「教誨」

幼いわが娘と近所に住む幼い女の子を殺し、死刑宣告を受けていた母親が、処刑の直前に呟いた言葉は「約束は守ったよ、褒めて」だった。女性死刑囚の最後の言葉の真意を求め、遠縁の女性が故郷で辿り着いた幼女殺人の悲しい真相を描いたミステリー
歴史

秀吉は我が子の供養のため朝鮮侵攻へ突き進む=「信長を殺した男 日輪のデマルカシオン」4・5

天下統一まであと一歩のところまで進み、第六天魔王とも怖れられた織田信長を討った明智光秀を、山崎の合戦で斃した豊臣秀吉。その後も次々と織田家のライバルを葬って、卑賤の身から成り上がって天下を手中におさめた、日ノ本一の出世男・秀吉の抱える「権力...
ミステリー

喫茶店「るそう園」で無愛想な少女の推理が繰り広げられる=久青玩具堂「まるで名探偵のような 雑居ビルの事件ノート」

ごく平凡な高校生・小南通が、雨宿りで偶然入った古びた雑居ビルの1Fにある喫茶店「るそう園」には、ビルに同居している探偵事務所、占いの館、古書店、雀荘の経営者や従業員から様々な謎が持ち込まれてきます。 もともと推理小説好きの小南は、それらの謎...
ミステリー

デビュー前の「江戸川乱歩」が古本屋の傍ら謎を解く=柳川一「三人書房」

推理小説家としてまだデビュー前で、弟二人と共同で、東京・本郷区駒込団子坂で古本屋を営んでいた江戸川乱歩=平井太郎を主人公に、彼の身の回りに起きたり、彼の推理力を期待して持ち込まれる怪事件の謎解きの数々が、彼を取り巻く人物たちから語られる歴史...
フランス革命

国王の処刑を目指して、サン・ジュストの煽動工作が炸裂=花井ソラ・メイジメロウ「断頭のアルカンジュ」4

バスティーユ監獄の襲撃によってはじまる「フランス革命」で、もっとも過激な恐怖政治を敷いた、ジャコバン党のリーダー「ロベスピエール」の右腕として、ルイ16世やマリー・アントワネットを始めとするフランスの王族や貴族を断頭台に送り込み、「革命の大...
コミック

「あかね」と「ひかる」の因縁の対決の結果は・・=末永裕樹・馬上鷹将「あかね噺」7〜9

落語の一門・阿良川流の真打ち昇進を決める審査会で、審査委員長を勤める大御所から「破門」を言い渡され、それをきっかけに落語を辞めた父親の仇をうつため、その娘「桜咲朱音(おうさきあかね)」が、大看板の落語家となることを決心し、女性としては珍しい...
コミック

【ネタバレ】フリーレンとフェルンは「一級魔法使い試験」に挑戦する=山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」5~7

「魔王」を打ち倒し、世界に平和と安寧をもたらしてから50年経過後。パーティーの魔法使い役であった、エルフのフリーレンを主人公に、魔王が滅びた後の「その後」の世界が描かれる異色の冒険ファンタジー「葬送のフリーレン」の第5弾から第7弾。 かつて...
コミック

【ネタバレ】フリーレンは能力を秘匿し、魔族「断頭台のアウラ」を斃す=山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」2~4

「魔王」を打ち倒し、世界に平和と安寧をもたらしてから50年経過後。パーティーの魔法使い役であった、エルフのフリーレンを主人公に、魔王が滅びた後の「その後」の世界が描かれる異色の冒険ファンタジー「葬送のフリーレン」の第2弾から第4弾 前巻では...
コミック

【ネタバレ】「魔王」が斃された50年後、パーティの一員・エルフの魔法使いの旅が始まる=山田鐘人・アベツカサ「葬送のフリーレン」1

勇者たちが、ラスボスである「魔王」を打ち倒し、世界に平和と安寧をもたらしてから50年経過後。パーティーの魔法使い役であった、エルフのフリーレンを主人公に、魔王が滅びた後の「その後」の世界が描かれる異色の冒険ファンタジー「葬送のフリーレン」の...
ゆるキャン△

新入会員メイは雁坂峠に初ツーリング=あfろ「ゆるキャン△」15

山梨県の女子高生たちによる「飯テロ」に近いキャンプめしや、夜のテントの中でしみじみ語りあったりする姿を描くことによって、汗臭い「キャンプ」の印象を「ゆるーい」お洒落なものにガラッと変えるとともに、「冬キャン」と「ソロキャン」の魅力を世に出し...