歴史

戦国時代

「本能寺の変の真相」の通説をおさえておこう ー 金子拓「信長家臣 明智光秀 」

「信長のシェフ」も第二次木津川の戦が終わった天正6年以降に入って、だんだんと天正十年の明智光秀が織田信長を討つ「本能寺の変」に近づいているわけなのだが、その「本能寺の変」の動機については、諸説あるのは皆さんご存知のとおり。 その「謎」を解く...
信長のシェフ

村上水軍が二つに割れる中、半兵衛の病状は・・ ー 梶川卓郎「信長のシェフ 26」

信長のシェフ 26posted with ヨメレバ 作者:梶川卓郎出版社:芳文社発売日: 2020年03月16日楽天ブックス楽天kobo 現代からタイムスリップをしたフレンチのシェフが、織田信長の専属料理人となった上に、彼の命を受けて信長の...
戦国時代

光秀の「本能寺の変」の本当の動機は何? ー 小和田哲男「明智光秀と本能寺の変」

明智光秀と本能寺の変posted with ヨメレバ 作者:小和田哲男出版社:PHP研究所発売日: 2014年11月04日 「明智光秀はなぜ本能寺の変をおこして織田信長を討ったのか」、この歴史的な謎に対しては、本書でいうように「怨恨説」「天...
卑弥呼

ヤノハは「鏡の秘儀」で勝負に出る ー 「卑弥呼ー真説・邪馬台国伝 3」

古代史最大の謎「邪馬台国」を舞台に、日向の巫女の娘が、権謀術数の限りを尽くして、生き残り成り上がっていく物語『リチャード・ウー・中村真理子「卑弥呼ー真説・邪馬台国シリーズ』の第3弾。 前巻で、トンカラリンの洞窟から生還し、「日見子」の資格を...
卑弥呼

洞窟の闇を抜け、ヤノハは「日見子」となる ー 「卑弥呼ー真説・邪馬台国伝 2」

古代史最大の謎「邪馬台国」を舞台に、日向の巫女の娘が、権謀術数の限りを尽くして、生き残り成り上がっていく物語『リチャード・ウー・中村真理子「卑弥呼ー真説・邪馬台国シリーズ』の第2弾。 前巻で、「暈」の国の巫女集団の学び舎・種智院に潜り込むこ...
卑弥呼

日本古代史最大の謎「卑弥呼」登場 ー 「卑弥呼ー真説・邪馬台国伝 1」

古代史最大の謎といえば、やはり女王卑弥呼の支配する「邪馬台国」がどこにあったのかの論争であろう。九州説、畿内説の二大有力説を筆頭に、それこそ日本全国でご当地争いが主張されているのだが、意外にこれをがっぷりと正面から描いた漫画は見当たらない。...
中国史

鄭和はジャワにいたり、中国東北部での過去を語る ー 星野之宣「海帝 3」

コロンブス・マゼランといったヨーロッパの大航海時代の百年以上前、アジアの大国・明の三代皇帝・永楽帝から第五代・宣徳帝の時代にかけて、7回のわたって派遣された明の大艦隊の指揮をとって、アフリカまで到達した、異色の宦官「鄭和」の大航海を描いた「...
応天の門

道真は「隠れ里」の秘密を暴きつつ、秘匿の手段を考案する ー 灰原薬「応天の門 12」

宇多天皇・醍醐天皇に寵愛されて政治の権を握ったのだが、藤原一門との政争に破れて太宰府に左遷され、死後、祟り神となって時の権力者である藤原時平ほか藤原四兄弟をとり殺したとされる「学問の神様」菅原道真と、平安時代きってのプレイボーイとして有名な...
フランス革命

傾国の仕立て屋は「花嫁ドレス」もスゴイ出来 ー 磯見仁月「ローズ・ベルタン 2」

フランス革命期に、ルイ16世の王妃・マリーアントワネットのモード商を務め、40年間にわたってフランス宮廷、すなわちフランスのファッションをリードした平民出身の女性ファッションデザイナーの元祖「ローズ・ベルタン」の成り上がり物語を描く「傾国の...
新九郎、奔る

新九郎、突然の兄の死で跡継ぎになる ー ゆうきまさみ「新九郎奔る! 3」

戦国時代の「下剋上」の典型として、堀越公方足利政知の息子・茶々丸を攻め滅ぼして「伊豆」を我が物にしたのを皮切りに、関東管領の上杉氏の家臣から小田原城を奪い取り、その後、相模国を領土とし、戦国大名の魁といわれる「北条早雲」の若き頃の姿を描く「...