ミステリー

東川篤哉

ライオン・ガールズ探偵、白い子猫を飼うー東川篤哉「ライオンは仔猫に夢中」

神奈川県のほぼ中央部、茅ヶ崎市と大磯町に挟まれた「湘南地区」の中心あたりにありながら、イメージ的には後れを取っている感のある「平塚市」。その市内の相模川沿いの雑居ビル「海猫ビルディング」で探偵業を営む27歳の「野生ライオン」こと野性味のある...
東川篤哉

ライオン・ガール探偵の今回の仕事は「カメ捜索」や「南京錠はずし」ー東川篤哉「ライオンの歌が聞こえる」

神奈川県のほぼ中央部、茅ヶ崎市と大磯町に挟まれた「湘南地区」の中心あたりにありながら、イメージ的には後れを取っている感のある「平塚市」。その市内の相模川沿いの雑居ビル「海猫ビルディング」で探偵業を営む27歳の「野生ライオン」こと野性味のある...
東川篤哉

パリピの「ライオン・ガール」探偵、平塚に誕生ー東川篤哉「ライオンの棲む街」

神奈川県のほぼ中央部、茅ヶ崎市と大磯町に挟まれた「湘南地区」の中心あたりにありながら、イメージ的には後れを取っている感のある「平塚市」。その市内の相模川沿いの雑居ビル「海猫ビルディング」で探偵業を営む27歳の「野生ライオン」こと「生野(しょ...
東川篤哉

「礼菜」にふりかかる火の粉を振り払えー東川篤哉「ハッピーアワーは終わらない かがやき荘西荻探偵局」

吉祥寺と荻窪の間に挟まれて、一見、目立たなそうにみえて実は「住みたい街ランキング」の実力者「西荻窪」にあるシェアハウスに住むアラサー女性の小野寺葵、関礼菜、占部美緒の3人が、このシェアハウスの持ち主の大財閥の総帥・法界院法子の見習い秘書・成...
東川篤哉

西荻のアラサー三人娘の「迷」推理ー東川篤哉「かがやき荘西荻探偵局」

吉祥寺と荻窪の間に挟まれて、一見、目立たなそうにみえて実は「住みたい街ランキング」の実力者「西荻窪」にあるシェアハウスに住むアラサー女性の小野寺葵、関礼菜、占部美緒の3人が、このシェアハウスの持ち主の大財閥の総帥・法界院法子の見習い秘書・成...
東川篤哉

下町・谷根千で居酒屋系女子大生が謎を解くー東川篤哉「谷根千ミステリ散歩」

JR日暮里駅を出て、御殿坂を西に向かいながらしばらく歩いたところにある「夕やけだんだん」と呼ばれる大階段を登ったところにある「谷中銀座商店街」のはずれにある、まったく流行っていないイワシ料理専門店「伊酒屋 吾郎」の看板娘・岩篠つみれが、これ...
東川篤哉

美人の第二文芸部長の入部勧誘はしつこいー東川篤哉「君に読ませたいミステリがあるんだ」

東京都の国分寺市の真ん中あたりにある、本書によれば都市の中の田舎「恋ケ窪」にある「あまりにも普通な普通科と、身の程知らずな芸能クラス」のある「鯉ケ窪学園高等部」の「第二文芸部」を舞台に繰り広げられる、ほとんど「動き」のない作中話ミステリ―が...
友井羊

「君のマンガ、映画にするよ」で始まる恋物語ー友井羊「映画化決定」

高校生たちが活躍する「芸術もの」というと、演劇か音楽活動といったところがメジャーなのですが、本作のテーマは、映画の自主製作。高校の演劇部でメガホンをとる女子高生監督と、映画の原作漫画を書いた男子生徒の二人を中心としたミステリ―風味の青春恋愛...
柴田よしき

奈穂の高原カフェには高原の爽やかさと料理の温かさが共存しているー柴田よしき「草原のコック・オー・ヴァン」

バブルの頃には観光客で賑わっていたのだが、バブル崩壊後、すっかり寂れてしまった元リゾート地の「百合が原高原村」で、東京からやってきて、廃ペンションを改造してカフェを始めた女性・菜穂のカフェ経営の2年目を描いたのが本書『柴田よしき「草原のコッ...
友井羊

遠距離でも、謎解きの協働作業はいつもと同じー友井羊「心をつなぐスープカレー スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」

オフィス街の路地にあるスープがメインのレストラン「しずく」を舞台に、店の常連「奥谷理恵」とレストランのシェフ・麻野と彼の娘・露をメインキャストにして、店のお客たちが抱えている悩みごとの謎解きと、スープ料理が愉しめる「スープ屋しずく」シリーズ...