ミステリー

似鳥鶏

ピンクのペンギン天使が大騒動を巻き起こすー似鳥鶏「いわゆる天使の文化祭」

某市立高校の美術部のたった一人の部員で、なにかと揉め事を引き寄せる体質の「葉山くん」を語り部にして、ヒロインは、演劇部の部長で、葉山くんを女王様的存在の「柳瀬沙織」。サブキャストに演劇部所属の演出兼照明担当の「三野小次郎」、吹奏楽部所属の小...
似鳥鶏

葉山くんと柳瀬さんの「掛け合い」は夫婦漫才さながらー似鳥鶏「まもなく電車が出現します」

某市立高校の美術部のたった一人の部員で、なにかと揉め事を引き寄せる体質の「葉山くん」を語り部にして、ヒロインは、演劇部の部長で、葉山くんを女王様的存在の「柳瀬沙織」。サブキャストに演劇部所属の演出兼照明担当の「三野小次郎」、吹奏楽部所属の小...
似鳥鶏

新入の美術部員「佐藤希」ちゃんの本当の狙いは何?ー似鳥鶏「さよならの次にくる<新学期編>」

某市立高校の美術部のたった一人の部員で、なにかと揉め事を引き寄せる体質の「葉山くん」を語り部にして、ヒロインは、演劇部の部長で、葉山くんを女王様的存在の「柳瀬沙織」。サブキャストに演劇部所属の演出兼照明担当の「三野小次郎」、吹奏楽部所属の小...
似鳥鶏

過去の失恋話から始まる謎の数々ー似鳥鶏「さよならの次にくる<卒業式編>」

某市立高校の美術部のたった一人の部員で、なにかと揉め事を引き寄せる体質の「葉山くん」を語り部にして、ヒロインは、演劇部の部長で、葉山くんを女王様的存在の「柳瀬沙織」。サブキャストに演劇部所属の演出兼照明担当の「三野小次郎」、吹奏楽部所属の小...
似鳥鶏

部室棟に出現する「壁男」の正体をつきとめろー似鳥鶏「理由あって冬に出る」

ユーモアミステリーの名手といえば、赤川次郎さんや東川篤哉さん、鯨統一郎さんと並んであげられるのが、似鳥鶏さんなのですが、そのデビュー作で第16回鮎川賞受賞作で、某市立高校を舞台に、美術部員の「葉山くん」が演劇部の先輩の柳瀬さんや同級生の三野...
中山七里

エリート公安刑事の息子はテロリスト志願者?ー中山七里「テロリストの家」

国際的なテロリスト集団にまつわるミステリ―やサスペンスというと、取り締まる警察側か、あるいは、権力によって悲惨な仕打ちを受けた復讐を狙うテロリスト側か、両極端なスタンスのものが多いのですが、自分の家族がテロリスト志願者だったとき、自分や家族...
中山七里

シリアルキラーの隣人から恋人を守れー中山七里「隣はシリアルキラー」

異常な心理的欲求のもとに、1ヶ月以上にわたる一定の冷却期間を起きながら複数の殺人事件を繰り返す、いわゆるシリアル・キラーは、ミステリーやサスペンスの一大分野になっていて、中山七里作品でも「連続殺人鬼カエル男」や「切り裂きジャックの告白」など...
中山七里

生活保護に潜む行政の「冷酷」への復讐劇?ー中山七里「護られなかった者たちへ」

2021年の通常国会での首相答弁で、新型コロナウィルスによる生活困窮者のセーフティーネットで「政府には最終的には生活保護がある」答弁が波紋を呼んでいるのですが、生活保護には、不正受給であったり、予算の限界による支給資格審査の過度の厳格化など...
中山七里

巨匠監督の撮影現場には事件と事故が山積みー中山七里「スタート」

中山七里ミステリ―の刑事役といえば、「ヒポクラテス・シリーズ」などにでてくる埼玉県警の渡瀬警部と並んで、「セイレーンの懺悔」や「夜がどれほど暗くても」などででてくる警視庁の強面で執拗な捜査が持ち味の宮藤刑事が代表格となるのですが、もともと、...
中山七里

魔女の末裔の合成麻薬ヒートの売人殺しの濡れ衣をはらせるかー中山七里「ヒートアップ」

犯罪や法律違反の捜査や逮捕などを行う公権力というと「警察官」をまず思い浮かぶのですが、海上保安官や皇宮警察官など、警察官以外にも危険な業務に従事している司法警察官がいることを忘れてはいけないでしょう。その中でも、一般の行政職員でありながら「...