仕事術

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「閉じられた職場環境」下での普遍的な仕事のコツ ー 泊太郎「海上自衛官が「南極観測船白瀬」で学んだきつい仕事に潰されない人のルール」

「仕事術」の本というと、昨今はフリーランスの仕事が増えたうえに、仕事の環境も「クラウド」を活用したものが増えたせいか、内容的には、ネットを使ったノマド的なものが多いのだが、多くの職場は、まだまだ「オフィス」に通勤して仕事で、紙を使った書類が...
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できるビジネスマンの必須技術「雑談力」を極めよう ー 安田正「超一流の雑談力」

ビジネスの最初の関所は、相手の警戒心を解いて話をきいてもらうというところなのだが、案外にその壁は高いもので、会ってもらうところまではこぎつけても、その先の商談がなかなか難航する問経験はビジネスマンなら、誰しも経験しているはず。 そんな場面で...
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古くて新しい「ムダな会議のなくし方」を考える ー 斎藤孝「会議革命」

「会議」というのは、日本のビジネス環境の中で「効率化」が求められるものとして、真っ先に上がるものであることには間違いない。実は本書の初出は2002年で、ほぼ20年前の本であるのだが、日本式会議の特徴や改善点をみると、今なお多くの会議で見かけ...
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三日坊主で悩む全ての人のオススメの「習慣づけ」のコツ ー 吉井雅之「習慣が十割」

「年の変わり目」や「年度の変わり目」になると、気分も新たに目標を立てるのだが、数日、数週間経つと続いていないことばかりで、「後悔ばかり」といった経験は誰しもあるはず。それが一度や二度ならいいのだが、何度も度重なると、自分の意志の弱さ嘆いたり...
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「アマゾン流」を我が社なりに導入するヒントが満載 ー 佐藤将之「1日のタスクが1時間で片づくアマゾンのスピード仕事術」(KADOKAWA)

グローバルなビジネス展開で、「黒船」扱いされることが多い「アマゾン」なのだが、そのビジネスモデルとか、仕事のスタイルはスピード感のあるやり方が多く、ビジネス戦略の当否は別として、仕事のテクニカルな手法の点では参考になることが多い。 本書は、...
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仕事の先に見えない時代の自己防衛策がここにある ー ピョートル・フェリークス・グジバチ「世界一早く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか」(SB Creative)

最近の著作では、「疲れない」などのメンタル的なケアやチームとしての力の発揮の仕方のアドバイスが目立つ著者の原点ともいえるのが本書『ピョートル・フェリークス・グジバチ「世界一早く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか」(SB Creati...
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「アウトプット大全」と「コクヨ式 机まわりの「整え方」」でオススメの”アイデアの出し方”

「アイデアがイマイチだな〜」といわれて凹んでしまったビジネスマンは多いはず。 こんな時、自らの才能のなさを嘆きがちなのだが、水野学さんが「アイデアの接着剤」でも ひらめくのではなく、見つけ出す。 見つけ出したアイデアのかけらとかけらを、接着...
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センスアップは、どんな人にでも可能である ー 水野学「センスは知識から始まる」(朝日新聞出版)

「アイデアを出す」ことや「デザイン感覚でコーディネートする」ってなことが、ビジネス現場で、かなり主要なこととして語られるようになって久しいのだが、正直なところ、「デザイン」というものはフツーのビジネスマンにとって、まだまだ縁遠かったり、敷居...
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「仕組み」で、個人とチームの仕事の質をハイレベルに持続する ー 泉正人「最新 仕組み仕事術 自分のチームと生産性を最大化する」

もともとは、2008年に「仕事に「仕組み」を取り入れることで仕事量と労働時間を減らしつつも、安定した成果を上げることを提唱」した前著を、10年経過して、ビジネスを取り巻くデジタル環境も大幅に変化し、なおかつ「働き方改革」といったことも世間を...
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「接客」のお手本企業は未だ ”健在” であった ー 上坂徹「JALの心づかい  グランドスタッフが実践する究極のサービス」(河出書房新社)

接客の素晴らしさという点については、日本国内の場合は、老舗ホテルやエアラインといったところが昔からの定番であろう。その中でも、エアラインについてはJALもANAも双方とも、そのサービスの良さについては定評があるのだが、その中でも、経営破綻と...