パパと親父のウチご飯

二組のシングルファーザー親子の固い絆を確かめよう ー 豊田悠「パパと親父のウチご飯 4」(バンチココミックス)

シングルファーザー二組の共同生活と、それぞれにギクシャクを抱えていた親子の仲もなんとか融和してきた感のある、「千石・愛梨」と「晴海・清一郎」親子。 今までは、それぞれの関係を固めるために、あれこれとトラブル続きの感があったのだが、今巻はちょ...
パパと親父のウチご飯

愛梨の行動力はすべての困難を打ち負かす ー 豊田悠「パパと親父のウチご飯 3」(バンチココミックス)

第2巻までで、千石と愛梨はとても親子らしくなったのだが、晴海と清一郎の仲はまだ双方が遠慮しているような感じが漂っているところが気がかりな第3巻。 さらに、幼稚園の他の園児の保護者や、晴海の実家など、まだまだ二組のシングルファーザー親子を見る...
パパと親父のウチご飯

愛梨は”千石”を父親と認め「パパ」と呼ぶのか、それとも・・ ー 豊田悠「パパと親父のウチご飯 2」(バンチココミックス)

あれやこれやはありながら、なんとか共同生活をスタートさせた、シングルファーザーの千石・愛梨親子と晴海・清一郎親子の二組の親子の、ドタバタの親子愛情物語の第二弾。 今巻は、「運動会」と「幼稚園の裏の畑の芋掘り」といった、親子のふれあいを強化す...
パパと親父のウチご飯

シングルファーザー親子二組みの”ほっこり”する物語が始まります ー 豊田悠「パパと親父のウチご飯 1」(バンチココミックス)

元カノから娘を預けられた、ちょっと乱暴な整体師・千石哲とその娘・愛梨、子供を引き取って離婚したマンガ雑誌の編集者・晴海正弘とその息子・清一郎という2人の父親+2人の子供の共同生活のドタバタを描くのが、この『豊田悠「パパと親父のウチご飯」(バ...
組織論

優れたビジネススタイルはアメリカ流だけじゃない ー 可児鈴一郎+オッレ・ヘドクヴィスト「北欧流 小さくて最強の組織づくり」

ビジネススタイルのトレンドは、移り変わりが結構厳しいところがあって、以前、韓国のIT産業が勢いを増してきていた時は「サムスン」のビジネススタイルがひっぱりだこのこともあったし、ちょっと古いところでは、Dellのスタイルが一番、なんて時もあっ...
ビジネス

ムダの多い会議をなんとかするのは運営者の腕次第 ー 「コクヨの3ステップ会議術」

「コクヨ」という会社は、文具メーカーというポジションだけでなく、最近は文具やオフィス用品のノウハウを活用しながら、「整理術」「ノート術」といった、「仕事を進めるノウハウ」のジャンルについても役に立つアドバイスをしてくれている会社でもある。 ...
コミュニケーション

職場の絶えない「揉め事」のケーススタディ ー 各務晶久「職場の紛争学 実践コンフリクトマネジメント」

「人出不足」「世代間ギャップ」「グローバリズム」「ダイバーシティ」などなど、「働く場」を取り巻く環境は、激変といっていいほど変化が激しくなっていて、筆者が冒頭で言う 特に実感するのは、人手不足問題と呼応するように、約5年前から、急激に関与先...
成田名璃子

若き女性シューズデザイナーは謎解きに奮闘する ー 成田名璃子「不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダメイド謎解き日記」

プロのホテルマンは洋服ではなく、靴を見て客の質を評価する、という話があるぐらい「靴」が、その人の品格を表すものであるらしく、その中でも「ビスポークシューズ」といわれる、熟練の職人の手によって最初から最後まで、客の注文どおりに靴の部品からつく...
コミュニケーション

コミュニケーションの基礎「雑談」のキモをまとめてみた

「雑談」というと以前は「ムダ話」とか「ヒマつぶし」といったマイナスのベクトルで語られることが多かったのだが、企業のビジネス環境や働く環境が厳しくなって、職場がギスギスしたり、対人関係に苦手意識を持つ人が増えていくにしたがって、円滑にコミュニ...
成田名璃子

ホームレス女子、がら空きの朝ごはん食堂を再生する ー 成田名璃子「ハレのヒ食堂の朝ごはん」(ハルキ文庫)

単身赴任をしていると、面倒なのが「朝ごはん」が結構悩みのタネで、ファーストフード店の朝食メニューも充実してきてはいるのだが、毎日となると変化をつけるのにも限界があって、「日替わり朝ごはん」なんていうのを出してくれる定食屋を探し出すのが、「幸...