「野クル」は初の庭キャン敢行、「リン」は初ツーリングキャンプ ー あfろ「ゆるキャン△ 10」

ゆるキャン△

女子高生たちが、集まってキャプキャピと料理をしたり、夜のテントの中でしみじみ語りあったりする姿を描くことによって、「キャンプ」そのものの印象をガラッと変えるとともに、「冬キャン」の魅力を世に出し、「キャンプ革命」といってもいい効果をもたらしたマンガシリーズ『あfろ「ゆるキャン△」(芳文社)』の第10巻。

怒涛のような「伊豆キャン」も終了し、少しまったりとした空気の流れる「野クル」のメンバーたちですが、今回は、始めての「庭キャン」を敢行。もっとも、主目的は、千明が恵那に髪をカットしてもらうことなのですが、これすらキャンプネタに仕上げてしまうのが、キャンパーというものなのでしょう。
一方、「リン」のほうは、バイク2台でのツーリング・キャンプに出かけます。

【構成と注目ポイント】

構成は
第53話 アルコールストーブをつくろう
第54話 庭キャンと千明の断髪式
第55話 ソーセージとこれからの予定
第56話 吊り橋の国
SPECIAL EPISODE サウナとごはんと三輪バイク
番外編 へやキャン△

となっていて、「伊豆キャン」も終了し、久々の学校でのクラブ活動で、空き缶を使ってつくる「アルコールストーブ」づくり。それを使って、恵那の家の庭で「デイキャン」+「庭キャン」をすることに決定。恵那ちゃんは、まだ「野クル」の部員にはなっていなかったと思うのですが、かなりの頻度で出席していますね。

で週末には、身延の次の駅「甲斐大島」から5分ぐらいの恵那の家の庭で、「庭キャン」。
今回のキャンプ飯は、先日つくった「アルコールストーブ」っを使ってのソーセージBBQです。それぞれがお気入りのソーセージを持ち寄る中、千明が取り出したのは

ということで、ひき肉からつくる自家製ソーセージに「挑戦」ですね

彼女によると、「ひき肉をスパイスと塩でぱぱっと味付けしてこねたら、スタッファーに詰め込んで」簡単にできるそうなのですが・・・

焼くのはスキレットを使ってこんなふうに焼きます。いい感じがでてますね。

ただ、味のほうがどうであったかは、本書のほうにおまかせします。まあ、多くの方の想像通りの味だったようです。

「リン」のほうへは、「なでしこ」の祖母の家に泊めてもらったときに知り合った、「なでしこ」の幼馴染「綾乃」からキャンプのお誘いがかかります。

二人とも、バイクで動く人たちなので、双方の中間どころの「大井川」あたりでのキャンプを計画。「なでしこ」は電車とバスを乗り継いで現地集合のようですね。

で、「リン」と「綾乃」のほうは、途中で合流し、大井川流域の「吊橋めぐり」です。本書によると、このへんは細い橋から車も通行可能なものまで多くの吊橋が架けられている「吊橋の名所」らしいです。さすが「越すに越されぬ大井川」です。
二人の吊橋巡りの様子を見守ってやってくださいな。

「なでしこ」のほうの詳細は、どうやら次巻での展開のようです。

【レビュアーから一言】

今回のキャンプ飯は、「八ヶ岳」方面へソロキャンにでかけた「リン」がつくるホットサンドです。白州ベーコンと八ヶ岳の野菜、トマト、ナス、ハラペーニョのピクルスをはさんで

といった感じに仕上がります。ホットサンドメーカーは、もはやキャンプの定番グッズかもしれませんね。

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