葵の仕掛けを「芽亜里+文芸部」が跳ね除ける?ー「賭ケグルイ双 10」

賭けグルイ

日本の政財界の有力者の師弟が集まる私立百花王学園を舞台に、学園の支配権を巡って可愛い風貌ながら天然のギャンブラー「蛇喰夢子」が、生徒会長の桃喰綺羅莉などの生徒会メンバーや百喰一族とギャンブルでの闘いを繰り広げるのが「賭けグルイ」シリーズなのだが、その蛇喰夢子の転校前、夢子の戦友である、早乙女芽亜里が単独で、学園を二分する生徒会とその対抗勢力「善咲会」との間に挟まれながら、双方との闘いを繰り広げる「賭グルイ」のアナザーストーリーの第10弾。

メンバーに引き込んだ「家畜」たちを使って、生徒会メンバーへの「公式戦」をあちらこちらで挑む「善咲会」の「決起」が始まるなか、「葵」と「芽亜里+文芸部」との新たな戦いが火蓋をきるのが今巻

【構成と注目ポイント】

構成は

第49話 決着の女
第50話 モノとしての女
第51話 戦う女たち
第52話 舐めた女
第53話 嫌な女
第54話 震える女

となっていて、「総決起」とは別に「葵」と「芽亜里+文芸部」からスタートです。彼は芽亜里を自分の配下にするための最後の勝負を挑んできた、という設定ですね。

この勝負には全校生徒を胴元にしているので賭金も多額になるので、この勝負での負債を肩代わりすることで芽亜里をかんじがらめにするというやり口のようですね。ただ、芽亜里一人を自分の配下にするために、善咲会を踏み台にした大勝負をしかけたわけではなく他の企みがあるはずだ、と芽亜里は見抜くのですが、この巻ではまだ明らかになってませんね。

そういう企みがあることを見抜いたら勝負を避けるのが普通なのですが

と火中の栗を拾いにいく上に、賭け代に葵と三春滝の婚約解消も条件に加えるあたりが、我らが「芽亜里」ちゃんのきっぷの良さですな。

勝負の方はトランプ52枚を使った「国盗り合戦」という数字比べのゲームなのですが、詳しいルールは本書のほうを見てくださいね。

そして、勝負のほうは葵と芽亜里たちの死闘に・・なるはずが、亜亜里たちがあっさりと勝利を重ねます。

なんと、葵は芽亜里たちが「勝負に勝つこと」をネタに外ウマをしかけて、今回の本当の狙いである綺羅莉率いる生徒会の財政破綻を狙っていたという「裏の仕掛け」が炸裂します。このまま、芽亜里は葵の用意する「勝ち」に乗っかかるのをよしとするのか・・・というのが今回の読みどころですね。

さらに最後のほうで、このシリーズの最大のトリックスター・聚楽幸子が登場して新しい仕掛けを講じてきますのでそこのところもお楽しみに。

一方「善咲会」メンバーによる「生徒会」への決起は、まず「壬生臣葵」の忠実な秘書「下月売奥理」による生徒会長・桃喰綺羅莉への挑戦で幕を開けます。ネタバレすると、まあ、下月売は綺羅莉の敵ではないですな。

【レビュアーから一言】

生徒会と善咲会の勝負のほうは、綺羅莉VS下月売を皮切りに

といったように大規模の仕掛けられているのですが、ちょっと注目しておきたいのは、聚楽VSくるみの対戦。巻の最後のほうで、聚楽幸子が元気に芽亜里と葵の勝負の場に顔を出しているので、彼女が負けたことはありえないのですが

と言っているあたりをみるとここには別のなにかが仕掛けられているのかもしれません。

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